フェリングのサステナビリティの柱
サステナビリティに関する声明
当社のサステナビリティのビジョンは、フェリング・フィロソフィーを指針としており、敬意、誠実さ、そして正しい行動に基づく文化の中で「人」を中心とした事業活動を行っています。生殖医療・周産期領域において世界をリードする最も信頼されるヘルスケア企業になり、また、消化器と泌尿器の専門領域におけるリーダー企業になるという当社のミッションに取り組む上で、私たちは責任ある事業活動を行い、当社のコアバリューと確固たる倫理指針を基盤として持続可能な成長を達成していくことに尽力しています。
当社では、すべての人にとってより良い未来を目指す国連の持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みのもと、目的、人、地球という3つの柱に重点を置いたアプローチを取っています。
目的:人々が家族を築き、より良い生活を送れるように貢献するという当社のミッションを進めていくため、社会的責任を果たし倫理的な事業ガバナンスを確保する。
人:当社が事業展開する地域社会に、前向きな影響を与えるをもたらすことで、その社会に価値を生み出し、患者様や社員の健康と福祉を守る。
地球: より良い未来に向けて、負の影響を減らすことにより、環境を保護する。
私たちはこの取り組みを戦略的に推進し、影響力のある測定可能なゴールを掲げ、ステークホルダーに対して、進捗を明示できるよう努めています。私たちは、科学的な専門知識と研究を活用して、患者さんの未来の生活を向上させていきます。そして、公正で受容性の高い社会に貢献し、地球を守ることを目指して、サステナビリティのビジョンを推し進めていくことにより、今後の世代のためにより良い未来を創造し、人々が家族を築き、豊かな生活を送っていけるよう手助けするという私たちのミッションを遂行していきます。
環境・社会・ガバナンス(ESG)報告書2021
フェリングの環境・社会・ガバナンス報告書2021は、 こちらからダウンロードいただけます。
持続可能な購買取引
当社は倫理的な企業として、生産を含むバリューチェーン全体でサステナビリティを重視し、当社の事業が倫理基準を確実に満たすようにするために尽力しています。
サプライヤー行動原則(Supplier Conduct Principles)
グローバル企業である当社は、世界中の多数のサプライヤーと契約しています。私たちは、契約するサプライヤーが確実に当社と同様な倫理基準に則っているか確認をし、サプライヤー選定の際は、候補会社のサステナビリティに関する方針や実施基準を考慮します。当社では、サプライヤー行動原則 を定め、確実な遵守をお願いしています。また、サプライヤー独自のサプライチェーンにおいても、当社と同様な倫理基準を適用するよう求めています。当社のサプライヤー行動原則は、製薬業界サプライチェーンイニシアチブ(Pharmaceutical Supply Chain Initiative:PSCI)の責任あるサプライチェーンマネジメントのための原則(Principles for Responsible Supply Chain Management)に基づいています。
サプライヤーの選定と契約
サステナビリティは、当社のあらゆるサプライヤーの選定において重要になり、サプライヤー選定マトリックスにおいて最も重視される企業基準です。私たちは、すべてのサプライヤーや提携パートナーが確実に当社と同じサステナビリティ基準を遵守されているか確認します。私たちは、サステナビリティが継続的な取り組みであると理解しており、当社のアプローチは私たちが特定した不十分な点に対処する持続的な改善取り組みの1つとなります。
改善の余地がある分野を特定するため、主要サプライヤーにはサステナビリティに関する自己評価質問票への記入をお願いしており、この質問票をもとにサプライヤーと継続的な対話を行っています。サプライヤーが当社のサプライヤー行動原則に従って業務を行っていない場合は、そのサプライヤーとともに必要な改善に取り組みます。
JP-CORP-2200008
当社の環境・社会・ガバナンス(ESG)報告書2021を読む