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その他の検査

子宮卵管造影検査

X線(レントゲン)で透視しながら子宮口から造影剤を注入し、卵管の通過性や卵管留水症の有無、子宮の形態を調べます。不妊原因のうちもっとも多いのが卵管が詰まる卵管障害であり、子宮卵管造影検査で確認できます。また、造影剤が狭窄した卵管を押し広げて通過性をよくするため、検査後に自然妊娠が得られることも少なくありません。

子宮卵管造影検査

クラミジア検査

クラミジア感染症とはクラミジアという微生物が原因となる性感染症の一種です。クラミジア感染の有無を調べる検査で、子宮頸管の細胞にクラミジアがいるかどうかを検査する方法と、血液検査でクラミジアの抗体があるかどうか(過去にクラミジアに感染したことがあるかどうかをみる)を検査する方法があります。

フーナー(Huhner)テスト

性交後試験とも呼ばれ、排卵期の性交後4〜24時間に頸管粘液を採取して、運動性を保った精子の存在を確認します。正常であれば精子が子宮内に侵入可能なので、自然妊娠が期待できます。

フーナー(Huhner)テスト

甲状腺機能検査

下垂体前葉から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)によって、甲状腺から甲状腺ホルモンであるFT3(遊離T3)やFT4(遊離T4)が分泌され、糖代謝やたんぱく質合成など生命維持に関わります。これらホルモンの異常が月経不順を引き起こしたり排卵しにくくなったり流産が起きやすくなったりと不妊症のリスクを高めるため、血液検査にてTSH、FT3、FT4の量を測定します。
なお、これらのホルモンが多すぎたり少なすぎたりすると、むくみや倦怠感、息切れ、消化管機能の低下など症状がでますが、無症状のこともあり、血液検査で初めて判明することもあります。

血糖検査

血液検査にて空腹時血糖に加え、中・長期的な血糖レベルを反映するマーカーであるグリコヘモグロビン(HbA1c)を測定します。
血中の糖の量が多い場合、インスリン抵抗性(インスリンが分泌されているのに血糖が下がりにくい状態)が生じていることになり、男性ホルモンが増えたり、排卵しにくくなったり、流産が起きやすかったりします。